星の海がキミの出発を待つ 『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』
星の海がキミの出発を待つ 『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090307-00000001-famitsu-game
3月9日13時56分配信ファミ通.com拡大写真●リストラにあったゲームライターに確かな希望を与えたRPGSF的な世界設定と工夫を凝らしたゲームシステムが魅力の人気RPG『スターオーシャン』シリーズ。その最新作となるXbox 360用ソフト『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』が、2009年2月19日、いよいよ発売となった。アクション性や戦略性の増したバトルシステム、超美麗なグラフィックとあらゆる面で大幅な進化を遂げた同作。この作品を、週刊ファミ通の緊急速報記事などで活躍している、フリーライターのゴッド阿久根Σがプレイ。そのインプレッションをファミ通.comにて掲載する。2月19日の発売日から4日間で約16万本を売上げた『スターオーシャン4-THE LAST HOPE-』(以下、『SO4』)。現在、Xbox 360の国内売上げの累計トップは、2006年12月に発売された『ブルードラゴン』の約20万本となっており、『SO4』は、その座を十分に狙える位置にいる。"希望"の名を冠するに相応しい、華々しいスタートといえる。とはいえ、この記事にもユーザーにも売れ行きは関係ない。原稿を書く際にファミ通.comを見ていたら、たまたま目に入ったから取り上げてみたのだが、ずいぶん売れてますね。ここで書くのは、『SO4』のファーストインプレッション。本作はディスク3枚組だが、2枚目の中ほどまでプレイして感じた印象、とりわけ強く感じた部分をピックアップしてみた。やはり注目せざるをえないのは、シリーズ伝統のアクションバトル。そして、もうひとつ、ボーナスボードシステムだ。ちなみに、選んだ難易度は、標準的な難易度の"Galaxy Level"。プレイ時間は、セーブデータで53時間を確認。●難しくないSF核戦争により地球は人の住める環境ではなくなった。主人公エッジ・マーベリックは新天地を求める人類の先駆けとして、星の海に旅立つ。そして、エッジは、ヒロインのレイミを始め、惑星調査の中で出会う異星人らを仲間とし、さまざまな文明水準を持つ星を探索していくことになる。『SO4』は広大な宇宙を駆けるSFストーリーのRPGだ。SFと聞くと少なからず小難しい印象を受けるかもしれない。筆者は本作をプレイするにあたり、気分を盛り上げるためにアニメ『銀河英雄伝説』を視聴し、ついでになつかしの小説『キャプテンフューチャー』を数冊読んでみた。それらに小難しい専門用語はほとんど出ることはなく、純粋に物語を楽しむことができた。どうやらSFというものに偏見をもっていたようだ。気分は盛り上がった。しかし、近年のRPGにしても専門用語に関してはあまりよいイメージはない。プレイを阻止せんがごとく、専門用語をてんこ盛りで使用する作品も少なくないからだ。それらの作品の紹介記事を書いてきたことも若干トラウマになっている。膨大な専門用語に複雑なシステム、どれとどれをまとめ、狭い誌面にどう配置していくか、ライターをしていたころを思い出しただけで胃が痛くなる。そんなこんなで、かなり身がまえてプレイを始めたのだが......すみません、偏見でした。全般的に専門用語は少なく、出てきたとしても説明の必要のないものばかり。少し難しい用語もキャラクターのセリフや感情表現で、自然と分かるようになっている。善いものか、悪いものか、どんな力を持つものか、そのレベルで大雑把に把握すれば、プレイに支障が出ることはなかった。画面の中で起こっていることを、素直に感じればいいのだ。むしろ、聞きなれない言葉がアクセントになって、シーンを印象づけることさえもあった。●中断をためらわせる、ずるいシステム気持ちのいいスタートができたためか、筆者は本作を始めると、10時間ほどぶっ続けでプレイした。無職だからできた荒業だが、気分だけで続けられるものではない。もうひとつ大きな理由がある。それは、"ボーナスボード"の存在だ。ボーナスボードは、戦闘終了時に得られる経験値、お金を増やすありがたいシステム。戦闘中の行動によって最大14枚のボードを、ボーナスボードに貼りつけることができる。たとえば、敵をクリティカル攻撃で倒すと、経験値を10パーセントアップするボードを1枚得られる。これを5枚集めれば、戦闘で得られる経験値は、150パーセントになるのだ。もう、ウハウハである。しかし、このボードは、戦闘から逃走したり、操作しているキャラクターが敵からクリティカル攻撃を受けるなど、一定の条件を満たすことで消失してしまう。さきに挙げたふたつの条件は問題ない。敵から逃げなければいいし、敵から連続攻撃をガリガリ受けなければ、クリティカル攻撃を食らうことはそうそうない(攻撃を受けたときはドキドキものだが......)。ところが、もうひとつの条件が問題なのだ。"ボーナスボードの状態は、セーブされない"――これだ。 つまり、電源を落としたり、セーブデータをロードすると、ボードを集め直さなくてはいけない。 あくまでボーナスなのだから強制ではない。慣れれば15分ほどでボードを簡単に集めることはできる。しかし、気持ちが許さなかった。なぜだろう、筆者は貧乏性なのだろうか。 なんにせよ、このずるいシステムのせいで、一度プレイを始めると睡魔に襲われるまでプレイを続けてしまったのだ。クエストや宝箱は数に限りがあり、フィールド上にある採取&採掘ポイントは、拠点となる宇宙船に一度戻ると復活するものの、やはり数自体が少ない。広いマップを駆け回るのもたいへんだ。そうなると、もっともパーティーSPを集めやすいのは、戦闘のボーナス報酬でということになる......そう、そうなのだ。やはりボーナスボードを維持することは大切なのだ。筆者は貧乏だけど貧乏性ではなかった、もっとも効率のよいプレイをしていただけだ。さらにいえば、この悪魔のごとくずるいシステムに精神的に追い詰められていたのだ。ボーナスボード、恐るべしである。●難度の抑えられた戦闘『スターオーシャン』シリーズといえば、アクションゲームさながらの戦闘システムが印象的だ。自動で動く仲間を引き連れ、好きなキャラクターを操って敵をバシバシ撃破していく、爽快感バツグンのバトルである。これが気持ちよいからこそ、ボーナスボードも生きてくるというもの。基本行動は、Aボタンによる通常攻撃とBボタンでのジャンプのふたつ。ジャンプではなくダッシュやローリングになるキャラクターもいる。標準的な難易度であるGalaxy levelでは、この基本行動だけで十分敵を倒すことができる。アクションゲームの苦手なユーザーのことを考えてか、難度はとても抑えられているのだ。バトルフィールドを駆けながら敵の攻撃を誘い、そのスキを突いて側面や背面から通常攻撃を叩き込む。そして、ジャンプで逃げつつ攻撃。ザコ敵との戦いは、このアクションゲームの基本中の基本といえる戦法で、バッチリ勝利をつかめる。また、味方も頼りになるので、何もせずに逃げ回るだけで勝てる相手も多い。敵の注意を自分に引きつけて、味方に強力な攻撃を使う時間を与えると考えれば、逃げも悪くはないだろう。●キャラクターごとに異なるプレイ感覚筆者の進行状況では、8人のキャラクターを使うことができる(フェイズ除く)。その8人を操作キャラクターにして使ってみたが、それぞれ性能や操作感覚の違いに驚いた。連続攻撃重視で接近戦を得意とする者、遠距離から安全な戦いができる者、仲間の援護を受け敵のスキをついて強力な一撃をくりだす者などなど、キャラクターごとに戦闘スタイルがまったく異なるのだ。もちろん、敵に応じて適した性能、戦闘スタイル、そしてキャラクターの組み合わせがある。それを考えながらプレイするのが、仲間キャラクターの多いRPGの醍醐味といえる。しかし、『スターオーシャン』シリーズは、キャラクターそのものに魅力を感じてプレイする方も多い作品だ。好きなメンバーのみで突き進めるかは、気になるところだろう。中盤まで進めただけの感触で申し訳ないが、難度が低いため十分いけると感じた(フェイズ除く)。また、初心者向け難易度の"Earth Level"を選ぶという最終手段もあるので、心配せずに星の海に飛び込んでいただきたい。筆者のお気に入りは重戦車的存在のバッカス。Bボタンでダッシュしながら通常攻撃を撃ちまくるだけで、ザコ敵を蹴散らしてくれる頼もしい男だ。この攻撃は敵をスタンさせやすく、気絶しているところに接近して密着状態から出せる裏拳→ショットのコンボで大ダメージを与えられる。また、左スティックを弾くように移動方向を入力してからBボタンを押すと、向きを変えずにダッシュが可能。敵の攻撃を回避しつつ、攻撃できるのでぜひ試してみてみよう。●かっこよく戦いたい。もちろん、戦えるさ。 誰でも。 RトリガーとLトリガーで呪文や必殺技などのスキルを使用できる。強力かつ華麗な攻撃を叩き込んでやろう。使う技はまえもって設定しておく必要があるが、これはフォールドでも戦闘中でも、いつでも変更オーケー。使いかたとしては、スキル単体で出してもいいが、通常技を当てているときに、スキルを使えば、そのままスキル攻撃につなげることも可能だ。また、一方のトリガーに設定したスキルを使ったあと、もう片方のトリガーにセットしたスキルを連続してくり出すこともできるので、スキルのつなげやすさを少し考えるだけでよりかっこいい戦いができるだろう。さらに、リンクコンボというスキルを修得すると、各トリガーに最大3つの技をセット可能になる。カッコよさ6倍というわけだ。●仲間とのスキルリンクでかっこよさ無限大。戦闘を展開していると、ラッシュゲージが溜まっていく。これがマックスのときにXボタンを押すと、一定時間ラッシュモードに突入する。このとき、キャラクターの移動速度、攻撃速度が上昇。敵から受けるダメージが減少するうえに、食らってものけぞらなくなる。つまり、ガンガン攻撃できるイケイケ状態というわけだ。また、ラッシュゲージがマックスのときに、Xボタンとトリガーを同時押しすると、ラッシュコンボモードに突入する。これは、仲間キャラクターと連係してスキル攻撃をくり出すという、ド派手で強力なモードだ。画面の指示に従ってボタンを押していくことで、仲間と交互にスキル攻撃を繰り出せる。対ボスバトル用の切り札といったところだろうか。敵から狙われているときは、操作キャラクターが黄色いサイトインアイコンで囲まれる。このときは無理に攻撃をしないほうがいい。逃げ回って仲間キャラクターに敵を押し付けてもいいが、せっかくだからかっこいい逃げかたも紹介しておこう。サイトアウトを行って、敵の目をくらましてやるのだ。やりかたは簡単。Bボタンを押しっぱなしにすると、操作キャラクターが光り出す。この状態で敵が自分の近くにいるときに左スティックを倒すと、スタイリッシュな回避シーンが挿入され、敵の背後に回りこむことができる。すると敵の頭上には"。"というアイコンが出て、見事敵の目から逃れられる。また、"。"と出ているあいだに攻撃すれば、クリティカルヒットになるので、経験値を増やす青色のボードを入手する際にも役立つだろう。いろいろな戦闘システムを紹介したが、どれも特殊な操作を必要としない簡単なものばかり。これらをひとつずつ覚えていくだけで、アクションゲームばりのイカした戦いができるだから驚きである。アクションゲームが苦手で尻込みしている人も、一度試してみてはいかがだろうか。本作のバトルシステムは、きっとあなたを気持ちよく騙してくれるだろう。●プレイの際にあるといいもの『SO4』といえば、発売まえから話題に挙がるほどグラフィックが綺麗な作品だ。また、映像、文字の情報量も多いため、それらをある程度損なわず表示できるテレビがあると、よりプレイが快適になる。筆者は、いまどきのテレビに比べるとかなり劣る7年まえに購入したブラウン管テレビを中心に使用したが、720p入力に対応していたため、それなりに綺麗な映像を楽しむことができた。何より、文字がクッキリと表示され、非常に快適だった。型落ちながら1年半ほどまえに購入した液晶モニターでも試してみたが、こちらはさらに良好。いままで気づかなかった、いろいろな部分の"揺れ"に感動すら覚えた。さらにもうひとつ、ハードディスクがあるとプレイは快適になる。本作は、ゲームディスクに収められたデータを丸ごとハードディスクに取り込むことができる。これを行っておくと、戦闘突入時や採取時など、ちょっとしたときの読み込み時間が安定する。驚くほど早くなるというわけではなく、気持ち早くなり、なおかつ読み込み時間が一定になる感じだ。ただし、プレイの際にはゲームディスクが必要。また、本作はディスク3枚組みのためディスク入れ替えもあるが、ハードディスクにデータを取り込んでいてもディスク交換をすることになる。ゲームディスク3枚のデータをすべて取り込んでおくには、17ギガほど空き容量が必要となるので、いまからハードディスクを購入するなら、60ギガか120ギガのどちらかがおすすめだ。もっとも、ゲームディスクだけのプレイでも読み込み速度自体は早いので、速度の安定という部分に惹かれない方には、必要ないかもしれない。Text by ゴッド阿久根Σ※『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』公式サイト
[引用元:Yahoo[ゲーム(ファミ通.com)]]
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